2009.5.6~13 ウズベキスタン訪問記①

 「ウズベキスタンにも行きませんか?」と昨年11月のポルトガル遠征の旅の空の下でだったか、
泉州合気道協会の本田先生のお誘いを頂いたが、私の耳には聞きなれない響きだけが残り、それがいったいどこの国なのか見当もつかなかった。
?年が明け春になると、5月の連休明けからの1週間に日程が決められ、私もお供させていただくことになった。世界地図や、文化、経済などをインターネットなどで調べたら.
私が行くところは中央アジアで宗教はイスラム教というシルクロードの国らしい。
0071.JPG
????????????????????????

????????????????????????

 5月6日(水)関空からウズベキスタン航空(驚く勿れ直行便があるではないか!)に乗って夜11時45分に出発した。
翌7日(木)ウズベキスタンのタシケントに現地時間4時25分に到着した。
 宿舎は市内のコンドミニアムにウズベキスタン合気道協会のラシード会長が部屋を取っていてくれた。
少し休息後、早速ランチタイム。肉料理に舌鼓を打ち、午後6時から軍隊の施設で最初の合気道の稽古を楽しんだ。
 まず子供の時間、その後は大人の稽古の9時までを本田先生が指導された。
合気道の心と技を子供達に伝えようという本田師範の情熱があふれる稽古となった。私もこの国の将来を担う子供達と精一杯の稽古をさせていただいた。
?????????????????????????

  次の日8日(金)には朝5時に起床。小学校の教師であるシャリーさんの案内で、タシケント発の午前7時発の汽車に乗って「青の都」サマルカンドへ行った。
モスク全体が、青の色彩で彩られているこの都。14世紀にこの地方を支配したティムールが建てたといわれる。ビビハ二ム・モスク、グリ・アミール廟、シェルドル・メドレセなどを見学した。
0281.JPG     027.jpg
 我々日本人が経験したことのないイスラムの世界。棺を納める館、コーランの文字が並ぶ内面。機能としては神学校として造られた物など区別が中々つかないものだ。
この国の鷹揚さというのか、写真撮影がかなり自由だ。寺院内部の撮影も許される。
通りを歩いているとまさに人種のるつぼであった。ロシア系、アラブ系、モンゴル系など今もここは東西文化が交わり、シルクロードの時代を彷彿とさせる。
?????????????????????????

 昼はシャシリク(串焼き)を食べた。いつも料理の量が多いので、肉のかけら2個づつ注文したつもりが、3つの肉の塊が並ぶ串焼きが一人に2本づつでてきた。同行の本田先生、鈴木女史、私とも顔を合わせた。はちきれそうな腹を抱えて、汽車でタシキントに戻りホテルに帰った。
?0191.JPG  041.jpg
?????????????????????????

???5月9日(土)は朝から雨が降っていた。いつも海外へ出て不思議に思うのだが、ポルトガルでもシンガポールなどでも平気な顔をして傘も差さずに濡れて歩いている。本田先生によるとフランス人もだそうだ。 博物館、ティムール広場、神学校であるバラク・ハーン・メドレセなどを見学し昼食を終えホテルで休憩。?????????????

????????? 035.jpg????????????????

 この日は午後6時から第1回講習会が開かれた。車で1時間のところ相当郊外だ。
本田先生の指導の下、私も後半の時間を担当させていただいた。7年で初段、10数年たたないと次へ進めないこの国の合気道事情。
日本からの継続した指導と支援が待たれるように思った。
この講習会でも、子供達数人が元気よく参加しており、この子供達が指導者になる頃にはこの国でも日本を越える修行者が育っていることを祈った。
また、そのためにも我々の身近な交流の大切さを思った。
 (続きのウズベキスタン訪問記②③はギャラリーのコーナーに掲載しています) 
0761.JPG

ギャラリーカテゴリーの記事